桜島白浜町13番
ついにやって参りました鹿児島県桜島白浜町、元同僚の宮ちゃんの十八番ポイント、彼の話によるとここへ来て ウキが沈まないことはまずないと聞き前々から一度は来てみたかったポイントです。水深がかなりあると聞いていたのでさっそく計ってみることに...ウキ止めをどんどん上げていくがなかなか底につかない、いったい何mあるんだここは...やっとの思いで底を探りあてることができた、なんと竿4本ちょいある、おおむね22〜23mというとこだろうか、 こんな深いところでどんな釣をすればいいんだろう、取り敢えずフカセを試してみることに...宮ちゃんの場合たしかウキ下2本半〜3本くらいにしていると言っていたような記憶があるんでそのあたりから始めることにしょう
13番

先端から10mくらいのところで竿を出した 左側の端止

3投、4投と投げ続けるがピクリともしない、hu〜mなんで??それから少しづつ深くしていき4本くらいのところでようやくマメアジが一匹、そのあたりから潮が早くなり川のように流れだした、仕掛けが棚までどどくころにははるか向こうのほうまで流れていってしまう始末、おまけに軽い撒餌しか持ってこなかったのでほとんど役にたたんわなこれでは...ということで沈みカゴ仕掛けに変えてみることに...こっちのほうが正解なんだろう、時折ウキに変化はあるが食い込みまでには至らない、ナマイキ君のあの小さい頭だけを食っている、かなり器用なエサ取りくんでないかい、それが数投続いたんで今度は胴体なしの頭だけを付けてみた、すると久々にヒット!15Cmくらいのマメアジが釣れた、がしかし今度はめんたまの部分しか食わなくなってしまった、えらいここの魚はすれとるばい、(‾◊‾;)まいったねこりゃ、これがほんとの「まいっちんグ〜!」やね、
下のおっちゃんの獲物、底の方に差上げたマメアジ3匹が隠れている(ˆˆ;)

川のように流れているのが解かるだろうか

西側波止の先端、ここって桜島の真下やんか

なす術もなくなったんで得意の起き竿にし寝っころがって、先ほどからマメマダイを時々上げている先端のおっちゃんを観察、何故かつけ餌が見えない、なんで??餌はどこについてんだ〜とよ〜くみてみると小っさいアミがなにかでぐるぐる巻きにしてあるように見える、ん〜??なんだありゃ〜、なんとかしてあの方法を盗み見しようとするがどうしてもよくわからん、 クーラーのかげでなにやらゴソゴソしておられるのだが...??そうこうしているうちにふと自分のウキに目をやると。あれ、ウキがない、どこ行った?、あわてて竿を上げてみるとなんじゃこりゃ〜、さっきまでとはまるで違う大物の引き、と思った瞬間動かなくなってしまった、道糸をゆるめ数秒したら動きだしたんでラッキーと思った瞬間今度はふっ、と軽くなってしまった、痛恨のハリス切れ、またかよ〜Ku〜(>∩<;)...上げてみると瀬ズレでハリスがボロボロになっていた、よそ見している間に底の方までもっていってたんだよな多分...気を取り直し釣に集中するがその後マメアジが釣れた以外はほとんどアタリのないいまま納竿、チャンチャンやね(ˆˆ;)
となりのおっちゃん

噴火危険

桜島名物溶岩

実はおっちゃんのクーラーに入っている大きい方のメジナは私が釣り上げてやったようなものである、というのは おっちゃんが小用に行っている間に竿が海中に引き込まれそうになっていたのを止めてやりそのときハリにかかっていたのがあのメジナである、そんなこともあっていろいろと話をきくことができた、ここの水深は25m以上あるらしい、私が計ったのとほぼ同じくらいだな、タナは3本以上、でタナが合わないとまず釣れないと言っておられた、あと仕掛けはやはり沈みカゴがいいとのこと、エサのことについてもきいてみたがアミを使用以外ははぐらかされてしまった、このあたりによく釣れる秘密があるみたいやね、なんでも今87歳で62年の釣歴があり、その間にこの周辺にあった釣方を自分なりに工夫し作り上げてきたみたいで簡単には教えてもらえなかった、落ちそうになった竿を拾い上げてやったにもかかわらずである(ˆˆ;)...おっちゃん言わく「あたいどんが釣を始めたつはあんたどんが腹に入るず〜っと前からやっちょるけんなあ」とか言っておられた、2〜3度おっちゃんに会うことができれば教えてもらえるかもしれないが、なにせ遠いけんなあここは、内之浦よりは近いが...途中(帰り道)急勾配があり10分 ほどず〜っと急コーナーの連続を3速で昇らないといけない、これは車的にもちとしんどいばい(ˆωˆ;)
昨日噴火したとおっちゃんが言っていた 桜島名物溶岩群 昭和溶岩地帯
これは余談であるが帰りの道中まことにノータリンなドライバーがいた、私の後ろを走っている車にピターっとくっついて走っている、前のほうはローリーやトラック等が走っておりスピードを上げたくてもどうしようもないのである、そんな状況にもかかわらずそのKYなノータリンドライバーはず〜っと後ろの車にはりついていた、たしかに南九州地方においては車の流れが全体的に遅く私も時々イライラする場合もあるが、このような状況ではどうしようもないというのがわからないんでしょうな〜、おそらくニワトリほどの脳みそしかないのであろう、そんな中ようやく車線が増えてたまたま私の横にそのノータリンが並んだのでどんな顔をしているんだろうと思い覗いてみると、ぷっぷぷ... 思わず吹き出しそうになった、ちなみにそのマナーの悪いドライバーは こんな顔をしていた。(あんまり笑わないように...) (ˆεˆ;) inserted by FC2 system